「成城 学びの森」コミュニティー?カレッジ
講義内容
今日、AI(人工知能)が展開する一方で、地球温暖化に伴う生態系の危機により、食糧問題に直面しています。その中で、我々の命を支える農産物において品種改良は避けられません。この講座では、食の安心安全を担保した上で、我々の命を支える農産物とその品種改良にみられる価値と物語創造の背景について検証していきます。アートとサイエンスの深化、アートとデザインならびにブランドによるビジネスの課題解決を経て新たな農業のプロデュースを試みます。
<参考書>
境 新一著『アート?プロデュース概論』中央経済社 本体3,400円+税
各回テーマ
(1) 自己紹介、価値と物語創造、AIの意義と限界、アートとビジネスの越境
(2) 生産?消費の変遷:モノ?コトから物語へ、農商工?各産業におけるブランディング
(3) 人とAIの共創、アートによる課題提起、デザインによる課題解決
(4) AI時代における企画書?事業計画書の作法、アートとサイエンスの相関
(5) 価値と物語創造の検証1 商?工業製品のパッケージ?ロゴ?ネーミングなど
(6) 価値と物語創造の検証2 農作物の品種改良など
講師紹介
専攻:経営学(経営管理論?事業創造論?アート?プロデュース&マネジメント論)、法学(会社法)
慶大卒、筑波大院、横浜国大院修了、博士(学術)。長銀、東京家政学院大を経て成城大学教授。桐朋学園大、筑波大院ほか兼任講師(歴任含む)。著書に『現代企業論』(文眞堂)、『アート?プロデュースの技法』(論創社)、『アグリ?ベンチャー』(中央経済社)等。2008年より「成城学びの森」講師。