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2016年度 春夏講座
16) 神話?伝承と美術

講義内容

本講座は「神話?伝承と美術」シリーズの第4回です。聖書とギリシア神話からそれぞれ3場面を選び、テクストを読み美術作品を鑑賞しながら、西洋文化の基層を覗いてみたいと思います。毎回独立した内容ですので、初めての方もぜひご参加ください。

各回テーマ

(1) キリスト伝（1）東方三博士の礼拝　— ボス、ボッティチェリ他

(2) キリスト伝（2）キリストの洗礼　— レオナルド?ダ?ヴィンチ、グレコ他

(3) キリスト伝（3）キリストの変容　— ラファエロ、ベリーニ他

(4) ディアナ（アルテミス）　— フェルメール、ブーシェ他

(5) パンドラ　— クーザン、ルドン他

(6) ムーサイ（ミューズ）　— シャヴァンヌ、プッサン他

講師紹介

専攻：ドイツ文学
ゲーテとロマン派を中心にしたドイツ文学が専門ですが、近年は特に、神話?伝承と美術の関わりに関心を持っています。文学と造型美術が交錯する濃密な世界、それを歴史や思想を背景に解読する作業をしています。『美のチチェローネ』J?ブルクハルト（翻訳）、青土社/『世紀末芸術論』ジンメル他（編訳）、青土社、等。