成城大学

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  • 2022.11.22

    「グローバル視点のライフデザインワークショップ」最終プレゼンテーション大会を行いました

 11月19日に成城学園中高大連携プログラム「グローバル視点のライフデザインワークショップ」(全5回)の集大成である最終プレゼンテーション大会を行いました。
第1回、第2回?3回の報告はこちら (第4回は最終プレゼンテーション準備回)

 本プログラムは、成城学園が中高大一貫校という利点をいかし、異なる学年?年齢の生徒や学生が混ざり合い、グローバル視点で自身の近い将来をデザインすることを目的とした全5回構成のワークショップです。卒業生団体Rootin' ※ が、プログラムの企画、運営を行いました。

中学生、高校生、大学生、卒業生、教職員が刺激を与え合い交流するプログラム
中学生、高校生、大学生、卒業生、教職員が刺激を与え合い交流するプログラム

 当日は、成城学園中学校高等学校の生徒たち17名が4つのグループに分かれ、「成城学園を『世界一』にするために必要なたった一つのこと」というテーマで、プレゼンテーションを行いました。プレゼンテーションに与えられた時間は7分で、各グループはこれまでのプロジェクトで学んできた成果をここで発表しました。
 発表の内容は、学園の現状を客観的に評価した上で、各グループが独自の視点で「必要なたった一つのこと」を考案したもので、それらは学園の英語版ホームページや多様性を学ぶ機会の充実、総合学園として幼稚園から大学生まで縦のつながりを強固にするシステム作り(2グループ)と、どれも魅力的な内容でした。

 全てのグループが広い舞台上で時には緊張しながらも時間通りに発表を終え、短い時間で効率的に説得力のある説明をするべく準備を重ねてきた様子をうかがい知ることもできました。発表後の質疑応答には発表よりも長い10分もの時間が割かれ、油井理事長をはじめとして、中学校高等学校及び大学の教職員、現役の成城大学生、学園のOB?OGの11名の審査員より、社会人の目線から、時には厳しい質問がなされ、発表者たちはそれらに回答する瞬発力も求められました。

 各発表は、実現可能性、独自性、成城らしさ、プレゼン力の4つの観点で評価がなされ、最後には総合評価による順位の発表もありました。そして、各グループはその順位に応じて、油井理事長より、「世界一の大学」と言われるアメリカのハーバード大学で実際に購入された筆記用具が賞品として渡されました。
 複数の審査員からのコメントで、今回のプレゼンテーションでの順位はそれほど重要ではなく、生徒たちがそれぞれの考えをまとめ上げて資料を作成して発表を行った、というプロセスがとても重要だと述べられたように、このプログラムを通して参加した全ての生徒たちの成長を目の当たりにすることができました。

優勝チーム 「HeY!RaRaRa」(高校1年生)にはハーバード大学グッズが贈られました
優勝チーム 「HeY!RaRaRa」(高校1年生)にはハーバード大学グッズが贈られました

グローバル視点のライフデザインワークショップ ~プログラム後記~
Rootin' 創設者/代表 髙木生太

本プログラムの総括を語る卒業生の髙木生太さん(Rootin' 創設者/代表)
本プログラムの総括を語る卒業生の髙木生太さん(Rootin' 創設者/代表)

「成城学園を『世界一』にするために必要なたった一つのこと」
 第5回のプレゼンテーションテーマには強い想い?メッセージが込められています。
成城学園は、私自身が幼少期から過ごしここで多くの友人や知識など人生における大切な宝物をたくさん与えてくれました。その母校に恩返しするためには何ができるのか。辿り着いた私なりの答えが、今の成城学園の『学生』に還元すること、でした。
 本業では外資コンサルティング会社で勤務する経験から企業の経営課題とは日々向き合っている一方、教育機関として成城学園の教育課題は何か?その教育課題を解決するためのアプローチはどのような手法がいいのか?そのためには学校関係者におけるどのステークホルダーを巻き込まなければいけないのか?日々試行錯誤の連続の中で、本プログラムの構成?実現にあたっては多くの方々からご意見を頂きながらこの度最終回を迎えることができました。

 成城学園の学生はよく「コミュニケーション能力が高い」や「人の懐に入り込むのがとにかくうまい」などいわゆるEQ(Emotional Intelligence Quotient:感情指数)が高い、そんな表現をよくされます。本プログラムを通じて、もちろん彼等/彼女等と同じ学び舎で育った私ですら学生たちのEQの高さはもちろん、プログラムを重ねるごとに私が意図していないディスカッションや発想に繋げる総合的な力の高さを見せつけられた日々でした。それはまさに、IQ(Intelligence Quotient知能指数)、AQ(Adversity Quotient:逆境指数)、SQ(Social Intelligence Quotient:社会的指数)、CQ(Curiosity Quotient:好奇心指数)、そしてEQ(Emotional Intelligence Quotient:感情指数)の総合的な能力醸成を目指す澤柳政太郎先生の教育理念/成城学園教育の賜物で、今すぐにでも世界の学生と対等に渡り合うことができる、そう強く感じました。

 その中で、実はプログラムの途中まで(プログラム推進として最終プレゼンテーマを確定しなければならない期限ぎりぎりまで)、最終テーマを決めかねていました。そんな中、本プログラムの各回に参加してくれる学生たちが、プログラムで設定した課題?ディスカッションテーマに対し必死に向かい合ってくれる姿を見た中で、「成城学園を世界のオンリーワン」にするためには何が必要なのか?それを教職員?卒業生が考えるのではなく、「今」を生きている学生自身に考えてもらうことが、今の成城にとって一番必要なことだろう、そんな想いから最終的にこのテーマに決めました。

 「ナンバーワンにならなくてもいい、もともと特別なオンリーワン」。とある有名な歌の歌詞の一部ですが、成城学園を学力ランキングで「世界1位」のナンバーワンを目指すことは教育機関の至上命題として追い求めることはもちろん重要ですが、それ以上に「世界1」になれる領域でオンリーワンを目指す、そんな教育を通じて将来いつか、このプログラムに参加してくださった学生の皆さんと、世界のどこかでグローバルに一緒にわくわくする取り組みをできる日が今からとても楽しみです。

 最後に、文末となりましたが、当プログラムの実現に向けてご支援?お力添えをくださった成城学園の先生、職員、保護者、卒業生、弊グループメンバーの皆様に心より感謝いたします。

Rootin'について

Rootin'は「成城」にルーツ(Root)を持つ仲間を応援(Rooting)するために2020年に有志で設立された完全会員制/紹介制の成城限定の組織。現中高生/大学生(成城大/成城卒他大)/成城卒社会人の繋がりを強め?活性化するためのプラットフォームの提供および様々な企画を実施しています。
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