「成城 学びの森」コミュニティー?カレッジ
講義内容
「冬の旅」は、ミュラーの詩によるシューベルトの傑作、また「詩人の恋」は、ハイネの詩によるシューマンの記念碑的な名作ですが、これらは、言葉と音楽の緊密な結びつきによって成り立っている総合芸術です。原詩を綿密に読むことによって、その世界の奥行きを知ることになり、味わいを深めることができるでしょう。
各回テーマ
(1) シューベルトとゲーテ
(2) シューベルトとミュラー「冬の旅」など
(3) シューマンとハイネ「詩人の恋」など
(4) シューマンとアイヒェンドルフ
講師紹介
専攻:ドイツ文学
私は、ドイツ文学を専攻していますが、重点は詩と批評にあります。前回の春夏講座では、ゲーテからロマン派までの主要な詩人たちの作品を出来る限り原語で読んでみました。その際、その音楽性に目を開かれました。今回はさらに歌曲の原詩を味わってみたいと思います。