「成城 学びの森」コミュニティー?カレッジ
講義内容
人類は、農業や牧畜、輸送?保存手段等の各種技術革新により食料を確保し、様々な食文化を築いてきた。食文化は、気候や風土、民族、社会経済などの影響を受け、地域独特のものを形成している。主に農産物の具体的な原材料や食物を例に挙げ、食文化の形成を考え、楽しみながら健康的な食に興味を持ってもらう。
各回テーマ
(1) 米(コメ)の起源と伝搬および米からみた食文化(食文化とは、米の世界への伝搬、米の利用)
(2) 小麦からみた食文化(小麦の起源と世界への伝搬、小麦の食としての様々な利用)
(3) トマトを例とした果菜類の導入と新たな食文化の形成(トマトの起源と伝搬、トマトの様々な利用)
(4) ナスやキュウリ、その他の野菜類からみた食文化(各種の野菜の起源や伝搬、その利用や食文化)
(5) リンゴ、ブドウ、柑橘類、その他の果物の利用と食文化(いくつかの果物の起源や世界への伝搬、利用)
(6) 大豆の栄養価と利用および大豆からみた食文化(起源やわが国への伝搬、大豆の栄養価や利用)
講師紹介
専攻:植物栄養学、土壌肥料学、環境科学、食品学
東京都農業試験場でbet36体育在线員として農芸化学関係(土壌肥料、植物栄養、環境科学、食品加工)を担当。その間、非常勤で首都大学東京の?食文化論?を担当。2008~2013年は金沢学院で?食品学?、?食品保蔵学?、?環境科学?等を担当。博士(農学)。