「成城 学びの森」コミュニティー?カレッジ
講義内容
今回は新しい視点を大いに取り入れて天皇陵論を構成しました。それはまず、秀頼の墓をめぐる伝説です。九州に落ち延びたというのです。秀頼は天下人とは言えませんが、この際准じるものとします。楫取素彦は吉田松陰の義弟です。その楫取が群馬県令(知事)であった頃の古墳をめぐる動向に注目します。
各回テーマ
(1) 神武天皇 — 陵の場所が決まっただけではまだ足りない —
(2) 豊臣秀頼 — その生涯と「薩摩落」の説 —
(3) 蒲生君平 — 天皇陵を求めて旅に出たのには —
(4) 楫取素彦 — そこに「御陵墓」があるならば —
講師紹介
専攻 : 日本文化史
昭和32年東京都生。高校?大学?大学院を成城学園で学ぶ。調布学園女子短期大学日本語日本文化学科助教授等を経て、平成21年4月より成城大学文芸学部教授。博士(文学)。天皇陵のあり方を日本近世史?近代史に位置付けるbet36体育在线に取り組んでいます。