「成城 学びの森」コミュニティー?カレッジ
講義内容
「華麗なるハプスブルク帝国 — その永遠の光芒」???このタイトルで学びの森に登場したのは、2009年秋冬講座だった。その後、ハプスブルク家の人々に関して、様々な講義を行ってきたが、今回、もう一度初心に戻って、「始祖」ルドルフ一世に始まるハプスブルク帝国の歴史を辿ってみることにした。今回は、ローマで戴冠した最後の皇帝フリードリヒ三世までの「物語」である。
各回テーマ
(1) ルドルフ四世からルドルフ一世に
(2) ハプスブルク家最初の「兄弟喧嘩」
(3) 悲劇の美男子フリードリヒ三世
(4) アルブレヒト二世と遺児ラディスラウス
(5) 苦難の公爵フリードリヒ五世
(6) いざ、ローマへ!
講師紹介
専攻 : 近代オーストリア文学ヨーゼフ?ロートは『ラデツキー行進曲』(1930)のなかで、1918年に崩壊していたハプスブルク帝国を永遠化した。そのロートに導かれてウィーンに留学した。オーストリア政府から奨学金を受けるための書類に、「オーストリアと日本の架け橋になる」などと書いたが、さて?