「成城 学びの森」コミュニティー?カレッジ
講義内容
くずし字を学びながら、古典文学の傑作『伊勢物語』を読みましょう。『伊勢物語』には日本の古典文学の原型があります。そこには日本人の美意識の原型となるものがたっぷりつまっています。作品世界を読み味わいながら、日本的美の諸相を鑑賞したいと思います。
今回は第四段から始めましょう。初めての方にも楽しんでいただけると思います。
各回テーマ
(1) 「西の対」の段(第四段)
(2) 「恋の関守」の段(第五段)
(3) 「芥川」の段(第六段)
(4) 「浅間の岳」の段(第八段)
(5) 「みよし野」の段(第十段)
講師紹介
専攻 : 日本中世文学1943年生。東京大学文学部卒業。同大学院博士課程中退。博士(文学)。立教大学助教授、同教授、東京大学教授を経て成城大学教授。2014年3月定年退職。成城大学名誉教授。主な著書に『中世説話集の形成』(若草書房)、『沙石集』(新編日本古典文学全集、小学館)などがある。