「成城 学びの森」コミュニティー?カレッジ
講義内容
日本の歴史の中で白洲さんが心惹かれ、「あの人は何者だったのだろう」と考え、自分の文章の中によみがえらせた男を何人かとりあげ、彼のどこを白洲さんは愛したのか探りたいと思います。また、それが現代においてどういう意味を持つのかについても考えてみましょう。
各回テーマ
(1) 役行者 —神仏習合—
(2) 在原業平 —昔男の周辺—
(3) 後鳥羽院 —歌と政道—
(4) 世阿弥 —花に生きる—
(5) 俵屋宗達 —美術と文学—
(6) 岡倉天心 —「日本のアウトサイダー」—
講師紹介
専攻 : 国文学1950年生まれ。成城大学大学院博士課程修了(国文学専攻)。1983年に白洲正子と出会い、日本の古典文学、能楽、古美術にわたる語らいを重ねた。著書に「柳孝骨董一代」「風の男 白洲次郎」など。