「成城 学びの森」コミュニティー?カレッジ
講義内容
余暇生活の充実、健康増進、コミュニティの再生等、スポーツの持つ可能性に関して、社会的にこれほど期待されている時代はないと思います。我が国においてもヨーロッパ諸国のように、地域に根付いたスポーツクラブを作ろうという機運も高まり、全国的に多くのNPOや市民クラブが活躍を始めています。スポーツを通して生活の質(QOL)向上策を受講生の皆さんとともに考えたいと思います。
※ 講義のみ。実技はございません。
各回テーマ
(1) 生涯にわたってスポーツを楽しむには?
(2) 地域コミュニティの絆を強めるスポーツクラブのマネジメント
(3) ヨーロッパ諸国のスポーツ環境に関して考える — どこが優れているのか —
(4) 日常生活における身体活動を活用した健康増進 — ウォーキング、ジョギング、自転車に関して —
(5) スポーツを楽しむ環境について — 芝生に着目して —
(6) 市民、地域コミュニティが主人公になるスポーツライフ
講師紹介
専攻 : スポーツ社会学、スポーツ文化論びわこ成蹊スポーツ大学教授を経て、2011年より成城大学経済学部教授。滋賀県長浜市スポーツ振興基本計画策定委員会委員長、京都市スポーツ施設指定管理者選定委員会委員長などスポーツ行政の現場に多く携わってきた。また自らもNPO法人BIWAKO SPORTS CLUB会長として地域スポーツ活動に関わり、地域スポーツの充実が今後の日本のスポーツ環境を整える上で最重要であるという信念のもと活動している。