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2021.12.14
本学OBOGでつくる上海成城会?北京成城会との交流を通じてグローバルに働くビジョンを持ってもらおうと「第3回キャリアデザイン交流会?上海?北京成城会編~」を、10月16日(土)、12月4日(土)と2日間オンラインにて開催しました。1年生~4年生約60名の学生、中国人大学院生が参加し、オンラインツール「Zoom」や「WeChat」(中国で活用されているソーシャルアプリ)でOBOGの方々と交流しました。
このイベントは2日間開催され、1日目には、現地在住の自動車や物流、IT等の会社に勤務するOBOGが、海外勤務や仕事をする上で大切にしていること、コロナ禍での仕事の変化等について語りました。
全体講話のセッションに登壇した3名のOBOGは、日本と中国との文化や商慣行の違いに触れつつ、「商社の市場開拓は自分の行動次第」、「年齢や国籍関係なく対等に仕事ができる」といった説明をすると、参加者は、興味深く耳を傾けていました。続いて行われたフリーセッションでは、日本と海外での働き方や生活を送る上での違いについて、学生は熱心に質問を繰り返していました。
1日目を終えた後も、学生は複数回オンライン上でOBOGと顔を合わせ、バーチャルで上海でのビジネスに触れたり、OBOGと対話をしたりして交流を続けました。
2日目は、「海外で働くこと」や「上海でのビジネス」について、グループプレゼンテーションを行い、学生たちは、SNS、デリバリー業界、ゲーム業界等の日本と中国の違いや、中国の教育と大学受験について等、様々な視点から中国について調査?考察したことを発表しました
OBOGの方からは、どのチームもよく調査?分析ができていると講評があり、より詳しい中国の現状についても併せてお話いただきました。最後に、「目の前にある事を一生懸命やっていくことで人脈ができ、仲間ができ、働きやすい環境になっていくと思うので、行動していってほしい」、「ユニークな成城らしさを忘れずに、自信をもって進んでほしい」等の成城生への温かいエールを頂きました。
イベント後のアンケートでは、「今回のプログラムによって、もっと積極的に就職に向けて行動していきたいと思えた」、「留学生や上海で働いている方と直接交流できて刺激をたくさん得ることができた」などの前向きな回答が多数寄せられました。
グローバル社会を生き抜く人材を育成する成城大学では、今後も成城生の成長に寄与するための各種プログラムの充実を目指してまいります。